ブランドセーフティ, 収益化

ブランドを保護するための MAXの新しいブランドセーフティ機能

Idil Canal
1月 6, 2022

新しい広告フォーマットと強力な機能を提供する MAX + MoPub の統一プラットフォームは、危険または不適切な広告がアプリに表示されることを防ぎ、ブランドを安全に保護します。本ブログでは、2022年1月6日にリリース予定、そして今後順次リリースされる予定の MAX SDK がサポートする新しい広告フォーマットと、バイヤーとパブリッシャー双方向けの強力なブランドセーフティツールをご紹介します。

バイヤーのためのブランドセーフティ

  • ビューアビリティのための Open Measurement SDK サポートー IAB Open Measurement SDK を統合し、ビッドストリームで拡張されたビューアビリティシグナルを提供します。これにより、モバイルアプリ環境に配信された広告の測定結果を、サードパーティが閲覧および検証できるようになります。
  • Sellers.json ー Sellers.json は IAB が提供するツールで、これにより広告枠ごとに直接の販売者と仲介者を確認することができます。Sellers.json には、名前、ドメイン、売り手 ID などのパブリッシャーの情報を確認する項目が含まれています。
  • App-ads.txt アドプション —  IAB のもう一つのイニシアチブであるアプリ向けの認定販売者宣言システム(Authorized Sellers for Apps)もしくは app-ads.txt は、承認されたアプリに偽装した不正なパブリッシャーや、偽のインベントリに予算を費やすようにブランドを誘導するパブリッシャーをブロックし、フラウドによる収益の損失を防ぎます。app-ads.txt を作成するとアプリ内広告の販売が許可されているユーザーをより詳細にコントロールできるようになり、直接承認したチャネルのみに広告枠を販売することができます。当社は、app-ads.txt の導入を強化するために、パブリッシャーと積極的に協力しています。
  • MRC公認不正防止パートナーシップ — アドフラウドを防止し、分析結果の正確性を維持するのに役立つ機能です。Media Rating Counsil(MRC)は、メディア調査や評価のための認証を管理し、認定されたパートナーの広告配信技術がクリック測定、動画インプレッション、ビューアビリティ測定などの業界標準に準拠していることを確認できるよう支援します。今後のパートナーシップについては、第1四半期の期間中に発表する予定です。

サポートされる広告フォーマット

MAX と MoPub の統合により、ネイティブ広告やリワードインタースティシャル広告を含むすべての広告フォーマットがサポートされます。

  • サポートされる広告フォーマットバナーインターステイシャルMREC 、ネイティブ、動画リワード広告
  • ネイティブ広告フォーマットのサポート(β版) — ネイティブ広告を使えば、アプリ内のに溶け込むデザインで広告を表示し、収益化することができます。MAX はベータ版機能でネイティブ広告フォーマットをサポートしています。12月初めにリリースされたベータ版では、弊社が作成したテンプレートと限定されたネットワークのみに対応していましたが、1月6日にリリースされる最新 SDK では、当社の SDK ネットワークとアプリ内ビッダー、AppLovin Exchange DSPへのアクセスをすべて提供します。また、アプリに自然に溶け込む広告レイアウトを作成するために、各広告アセットに手動でアクセスできるテンプレートもサポートしています。さらに、SDK は画像キャッシュとメトリックストラッキングを自動的に処理するため、広告をいつ、どのように、どこに表示するかに注力し、様々な方法でネイティブ広告を配置することができます。ネイティブ広告フォーマットの詳細については、こちらをご覧ください。
    Note: 1月6日の SDK リリース後、弊社のドキュメントページにデベロッパーの皆様が参考にできるさまざまなベストプラクティスと説明が追加されます。さらに、AppLovin のサポートチームが実装に必要なガイダンスを提供する予定です。
  • リワード インターステイシャル(β版)—この機能は MoPub ユーザーの皆様にとって新しい機能となります。全画面広告のフォーマットで、ユーザーにオプトインしてもらうことなくリワードを提供することができます。この初期バージョンでは、AppLovin、Facebook、AdMob のデマンドが含まれており、その他の SDK ネットワークと AppLovin Exchange は、2022年第1四半期にさらにサポートされる予定です。

Ad Reviewでパブリッシャーのためのブランドセーフティを実現

以下のブランドセーフティ機能は、MAX に移行した MoPub のユーザーの皆様にとって新しい機能となります。

  • 全画面とバナー広告のサポート —アプリ内で公開される悪意のある広告を防止します。 MAX の Ad Review 機能は、アプリ内に公開されている広告コンテンツを自動的に検出し、リスクや悪意のあるコンテンツを捕捉することができます。 Ad Review の設定方法または、技術的な詳細については、MAX のドキュメントをご確認ください。
  • ユーザー・ジャーニーβ版 (User Journey) ーユーザーから報告された問題のある広告を追跡する機能で、2022年第1四半期にベータ版 MAX を利用されているパブリッシャーに提供されます。ユーザー・ジャーニーは、アプリのユーザーが視聴した広告とその広告のユーザー体験全体のインサイトを提供します。ユーザーが報告した問題のある広告のソースを追跡し、ダッシュボードから広告パートナーに直接メールで報告することができます。 MAX のドキュメントで広告レポート機能の詳細をご覧ください
  • ユニバーサル・クリエイティブ・レポーティング (Universal Creative Reporting) — この機能により、デベロッパーは問題のある広告クリエイティブを見つけて、ネットワークパートナーに問題を報告することができ、パートナーは問題のあるクリエイティブを特定し、迅速に対応することができます。広告を報告する方法:MAXダッシュボードで、Ad Review> Review> Creatives に入り、報告したい広告を選択して[送信]をクリックします。詳細は MAX のドキュメントで確認できます。
  • クリエイティブデバッガ(Creative Debugger) — クリエイティブデバッガは、広告ネットワーク名やクリエイティブ ID など、広告クリエイティブに関する詳細情報を提供します。テストで問題のあるクリエイティブを見つけた場合や、ユーザーにジェスチャーで広告を報告させたい場合、クリエイティブデバッガ機能を通して、各ネットワークに報告することができます。詳しくは MAX のドキュメントをご参照ください。
  • 競合モニタリング &  リスキーコンテンツ検出(Competitor Monitoring & Risky Content Detection  — Ad Review の競合モニタリング機能は、MAX のダッシュボードから、アプリ内に広告を掲載している競合他社を特定してモニタリングできます。また、広告検出のフィルタリングルールは追加、カスタマイズ、一時停止が可能です。競合モニタリング機能についての詳細は、MAX のドキュメントでご確認ください。

今すぐ MAX の移行を開始しましょう!MoPub + MAX の統合プラットフォームの違いを示す比較表もご覧ください。AppLovin と MoPub チームは、可能な限りシームレスに移行を実現できるよう努めて参ります。ご質問がございましたらお気軽にお問い合わせください

 

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