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Connects Creatives:クリエイティブの収益へのインパクトとは

Nori Hayashi
8月 20, 2020

AppLovin クリエイティブチームの SparkLabs は先日、KwaleeLuna Labs をゲストスピーカーにお招きし、クリエイティブに関するオンラインセミナーを開催し、強力なクリエイティブによる収益への影響について議論しました。セミナーでは、モバイルゲームのキャンペーンを最適化するうえでクリエイティブが重要な役割を担うということが意識されました。

Q&Aを含むセミナー全編が動画で視聴いただけます。

 

 ユーザー獲得キャンペーンに着手する前にはまず、先にあるより大きなビジネスのゴールにつながるような目標を理解する必要があります。おさえるべきポイントには次のようなものがあります。

  •   明確な目標、超えるべきターゲット、目指すストーリーはあるか
  •   ゲームに対するのと同じような情熱を注ぐ姿勢ができているか
  •   楽しめる広告であるか?

全体的な目標を特定したら、次は強力なコンテンツでそれを実行に移します。クリエイティブにおける心得の一部は次のようなものです。

  • 興味をひく:最初の3秒のビジュアルで,いかにユーザーの目を引けるがポイントとなります。また、クリエイティブの戦略がゲームプレイの最大の魅力となる部分と合致するよう心がけます。プレイアブル広告の場合は、冒頭でオーディエンスの心をしっかりつかむことが重要です。
  • 明確なストーリーを伝える:オーディエンスと共有したいストーリーをしっかり把握し、明確に伝わるようにしましょう。最初の3秒はまず興味を引くことが大事ですが、その後は、オーディエンスが広告のゲームをダウンロードしたくなるように誘導することが重要です。
  • シンプルに:オーディエンスを大量の情報で疲弊させないよう、広告に盛り込むゲームのコアの特徴は12つ程度に絞ります。UI をシンプルにし、チュートリアルを短く抑え、広告内の仕組みをわかりやすくすれば、オーディエンスは必要以上の情報に圧倒されることなく、エキサイティングな体験をすることができます。
  • 期待を掻き立てる:オーディエンスの欲求を膨らませましょう。オーディエンスが身を乗り出して視聴するような広告で興味をひっぱり、ダウンロードなどの次のアクションにつなげます。チャレンジ系のプロンプトなどを盛り込んで、アクションを促します。
  • ユーザーとつながる:ポップカルチャーやネットのトレンドなどをうまく使ってクリエイティブな方法でオーディエンスと関係を構築し、興味をひきます。ユーモアや実写、ナレーションなどを使って、広告のプロダクトに親しみやすさを演出します。
  • ポジティブなエネルギーを生み出す:ユーザーが魅了され、楽しめるような体験を提供しましょう。ユーザーがイライラしないよう配慮し、広告でユーザーが幸福感や達成感を味わえるように努めます。

さらに詳しいTipsと事例は、こちらの記事でご紹介していますのでぜひご覧ください。

 

クリエイティブの課題と機会

今回のセミナーでは、広告クリエイティブ業界が目先で直面する課題と機会についても議論しました。最新のトレンドを把握・先取りしつつ、ゲームの予想外のKPIの変化に対応するべくマーケティング戦略を素早くシフトできるようにチームが結束し、柔軟性を保っておこうことが大切です。クリエイティブの重要度が増すなか、全体的な構造を見直し、ユーザー獲得、グロース戦略、マーケティング、プロダクトマーケティング、プロダクトといったあらゆるチームを連携することが必要となるでしょう。

一方で、業界内でエキサイティングな変化につながりそうな動きもあります。クリエイティブ配信の自動化が間もなく実現し、以前よりもクリエイティブ戦略に集中的に取り組むことが可能になるでしょう。また、これに伴ってクリエイティブチームが得られる分析が増えることとなり、戦略を反復・改良する環境がさらに整うはずです。このほか、プレイアブル広告の一段の洗練化も見込まれます。こうした最適化がさらに進めば、異なるオーディエンスに向けたターゲット型のバリエーションのある広告へとシフトしていくかもしれません。

 

セミナーのポイント

ビジネス成功を加速させるうえでのクリエイティブの重要性を理解することがカギです。CPI(インストール単価)が重要な KPI であることからも、確実なスタートを切るためにローンチ前のクリエイティブのテストを行うことの重要性が増しています。つまり、ユーザー獲得戦略を講じるうえで、クリエイティブは脇役ではなく、大切な要素のひとつなのです。クリエイティブに必要なテストなどのために適切な予算を割り当て、クリエイティブ改良の可能性を広げることも重要です。これが、ビジネス加速の一助となるはずです。

AppLovinのクリエイティブチームについて詳しくはこちらから。今後のオンラインイベントについてはこちらから。

 

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