
AppLovinのレポートでは、キャンペーンやクリエイティブのパフォーマンスを明確に把握できます。各指標の意味と確認場所を理解することで、重要なシグナルをもとに適切なアクションを取りやすくなります。
アトリビューションの仕組み
AppLovinのアトリビューションは、クリックベースです。ユーザーがAppLovinの広告をクリックしてサイトを訪問し、選択した計測期間内に購入した場合、その購入はAppLovinの成果として計上されます。
- Day 0 (D0): 広告クリックから24時間以内に発生した購入
- Day 7 (D7): 広告クリックから192時間以内に発生した購入
現在、AppLovinではビュースルーによるアトリビューションは行っていません。購入までの検討期間が長い商品や平均注文額が高い商品の場合は、より長いコホート期間でパフォーマンスを評価することで、実際の成果をより正確に把握できます。たとえば、1月1日の広告費による効果を測定する場合は、レポートを[]に設定し、最初の24時間を超えて発生した累積売上を確認します。
計測とアトリビューションについて詳しく見る ↗
レポートの見方
まずはキャンペーン単位で確認してください。最も重要な成功指標は、キャンペーンがROASまたはCPPの目標を達成しているかどうかです。
- 新規顧客率や、より長いコホート期間など、目標に関連する指標を列として追加します。
- [Analytics]タブでデフォルトのレポートビューを保存しておくと、継続的なモニタリングを効率化できます。
- AppLovinの最適化システムは、成果の高いクリエイティブへ広告費を自動的に配分します。どのフックが効果を上げているか、どの訴求をさらに展開すべきかを判断する際に活用してください。
- ユーザーはコンバージョンに至るまで、平均8種類のクリエイティブを目にします。ファネル全体でどのような訴求が響いているかを把握するため、広告費が各アセットにどのように配分されているか、また、どの広告がコンバージョンを生み出しているかを確認してください。

アセット単位のレポート
アセットレポートは[Media Library]で確認でき、動画、画像、HTMLファイルごとに、インプレッション数、クリック数、CTR、広告費が表示されます。表示期間は、前日または過去7日間から選択できます。
アセット単位では、広告費が最も有用な指標です。一般的に、広告費が多いアセットほど、購入につながる多くのカスタマージャーニーで使用されていることを示します。売上、ROAS、CPPはアセット単位では確認できません。これらの指標は、クリエイティブセット単位でレポートされます。
同じクリエイティブセット内で各アセットの相対的なパフォーマンスを確認するには、[Media Library]で対象のクリエイティブセットに絞り込み、アセットごとの広告費を比較してください。

外部計測サービスを利用する
AppLovinは、主要な外部アトリビューションパートナーとの連携に対応しているほか、社内BIツール向けのReporting APIも提供しています。
AppLovinと外部計測サービスでは、ユーザーの識別方法、イベントの計測方法、注文のアトリビューションロジックが異なるため、レポート数値に一定の差異が生じるのは通常です。
大きな差異が見られる場合は、以下を確認してください。
- すべてのクリエイティブでUTMが正しく設定され、適切なトラッキングマクロが適用されているか
- AppLovinの管理画面ではUTCタイムゾーンが使用されるため、他のプラットフォームと日単位の差異が生じていないか
- 各プラットフォームのアトリビューション期間が一致しているか。AppLovinでは、設定期間内のクリックを成果として計上しますが、他のプラットフォームではファーストクリック、ラストクリック、マルチタッチなどのモデルが使用される場合があります
キャンペーンデータを社内BIツールへ直接取り込む場合は、Reporting APIを使用してください。
重視すべき指標と、重視しすぎない指標
- ROASとCPPは、キャンペーンの健全性を判断する主要な指標です。個々のコスト変動ではなく、キャンペーンが目標を達成しているかどうかに注目してください。
- AppLovinではCPMが変動することがあり、CPMだけではパフォーマンスを正確に判断できません。AppLovinのキャンペーンは、リード獲得または購入イベントに向けて最適化されます。パフォーマンスが良い日にCPMが高くなることも一般的です。
- CTRは、数あるシグナルのひとつです。CTRが高い場合、ユーザーの関心が高いことを示す可能性がありますが、コンバージョンよりもクリックを促しやすい広告である可能性もあります。主要指標としてではなく、傾向を把握するための参考指標として活用してください。