モバイル広告フォーマットには様々な種類がありますが、近年「プレイアブル広告」の人気が高まっています。プレイアブル広告は、広告の中でアプリを疑似体験できるインタラクティブなタイプの広告です。画像や動画広告を受動的に見るだけでなく、実際のアプリと同様の体験をユーザー にしてもらうことで、アプリの面白さ・ユーザビリティを理解してもらい、ダウンロードに繋げます。プレイアブル広告はコンバージョン率・リテンション率の向上、そして最終的にはユーザーのLTVと収益最大化にも効果的であることが証明されています。プレイアブル広告の活用は、2018年に前年比で200%以上増加することが予測されます。特にゲームプレイがシンプルな「ハイパーカジュアル」ゲームと相性が抜群です。
効果的なプレイアブル広告を作成するには、いくつかのベストプラクティスに従う必要があります。ユーザーにダウンロードしたいと思わせるように、アプリのもっとも魅力的な点を伝えることができるようにすることが重要です。また、ゲームの難易度も大事なポイントです。ゲームが簡単すぎる・難しすぎた場合、ユーザーはダウンロードを躊躇してしまうので、ゲームの難易度をちょうど良い具合に調整しなければなりません。
プレイアブル広告のクリエイティブにおいて最も重要なポイントとなるのは、ゲームプレイを促し、ユーザーに価値のある体験を提供することです。例えば、キャンディークラッシュのような 「マッチ3ゲーム」(3つ並べて消すパズルゲーム)の広告を作成する場合を想定しましょう。手がブロックを動かし、同じブロックが3つ並ぶと消えたり、アプリ内通貨などのリワードを付与するアニメーションを見せることによって、ユーザーに対してゲームプレイを明確に伝えることができ、ダウンロードを促進することができます。
プレイアブル広告は主にゲームアプリに活用されていますが、非ゲームアプリでも活用可能です。アプリを「インタラクティブ化」して、ユーザーがアプリの世界観やサービスを体験できるようにすることがコツです。
プレイアブル広告は数ある広告フォーマットの一つに過ぎません。その他広告フォーマットに関しては、こちらのインフォグラフィックで説明していますので、ぜひご覧ください!